内側からの変革

機能性を第一としたパフォーマンス ラグジュアリー ブランドとして、地球を冷たく、住む人々を暖かくすることの目的に適う製品作りに力を注いでいます。これら製品の一つ一つは、原材料から始まります。

責任ある調達活動

100%

ダウンサプライヤーと全てのジャケットが、RDSへの移行に取入れられることになります。

life at goose net

私たちにとって最も重要な原材料の1つとして、ダウンは透明性の向上への移行を開始するのに最適な選択肢でした。 2019年、カナダグースのダウンに関する独自の透明性基準のダウン・トランスパレンシー・スタンダード(DTS:Down Transparency Standard)から、世界的に認められているResponsible Down Standard(RDS:責任あるダウン基準)への移行を開始しました。

この基準のもと、カナダグースは他のブランドやサプライチェーンパートナーと協力し、ウェアに使用されているダウンとフェザーがRDSの総合的な基準で保護されている動物からのものであることを保証しています。RDSは、動物福祉の5つの自由を尊重し、サプライチェーンでのライブプラッキング(生きている鳥から羽を採取)や強制給餌を禁止し、すべてのダウンは家禽産業の副産物であることと規定しています。
以前のカナダグースの基準とRDSは同じ使命に基づいており、多くの類似点がありますが、RDSでは、サプライチェーン全体の管理強化の連鎖となる、CoC(Chain of Custody:生産・加工・流通過程のトレーサビリティー)認証制度があります。

RDSへの移行は、カナダグースのすべての部門が対象となります。生産過程の全工程においてダウンを処理するすべてのサプライヤーとカナダグースの従業員は、RDSコンプライアンスのトレーニングを受けました。すべてのダウンの充填工場は、2020年1月までにRDS基準に対して独立した第三者により監査され、すべてのダウンサプライヤーは2月までにRDS認証を取得しました。 全体として、カナダグースは、2019年から2020年にかけて、35の施設のトレーニング、監査、および修復計画の管理および資金提供をしました。
管理システムとベストプラクティスを効果的に維持するために、ダウンの充填工場と緊密に連携を続けています。

世界的なパンデミックの状況は一時的に減速しましたが、2021年末にRDS認証を取得する取り組みは順調に進んでおります。 2021年中にカナダ国内の生産工場の100% RDS認証を目指し、パーカ(Parka。フード付き防寒ジャケット)にはRDS認証が付けられることになります。また、カナダ以外のサプライチェーンにおいても、RDS認証のダウンの購入と使用が必須になります。

アパレル業界で、またカナダグースのようにグローバルに事業を展開している企業にとって、このような移行は非常に困難なことです。カナダグースがどのように課題に取り組んだのか、RDS認証が消費者にとってどのような意味を持つのか、詳細をご覧ください。

責任ある調達活動

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私たちにとって最も重要な原材料の1つとして、ダウンは透明性の向上への移行を開始するのに最適な選択肢でした。 2019年、カナダグースのダウンに関する独自の透明性基準のダウン・トランスパレンシー・スタンダード(DTS:Down Transparency Standard)から、世界的に認められているResponsible Down Standard(RDS:責任あるダウン基準)への移行を開始しました。

100%

ダウンサプライヤーと全てのジャケットが、RDSへの移行に取入れられることになります。

この基準のもと、カナダグースは他のブランドやサプライチェーンパートナーと協力し、ウェアに使用されているダウンとフェザーがRDSの総合的な基準で保護されている動物からのものであることを保証しています。RDSは、動物福祉の5つの自由を尊重し、サプライチェーンでのライブプラッキング(生きている鳥から羽を採取)や強制給餌を禁止し、すべてのダウンは家禽産業の副産物であることと規定しています。
ことと規定しています。 以前のカナダグースの基準とRDSは同じ使命に基づいており、多くの類似点がありますが、RDSでは、サプライチェーン全体の管理強化の連鎖となる、CoC(Chain of Custody:生産・加工・流通過程のトレーサビリティー)認証制度があります。

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RDSへの移行は、カナダグースのすべての部門が対象となります。生産過程の全工程においてダウンを処理するすべてのサプライヤーとカナダグースの従業員は、RDSコンプライアンスのトレーニングを受けました。すべてのダウンの充填工場は、2020年1月までにRDS基準に対して独立した第三者により監査され、すべてのダウンサプライヤーは2月までにRDS認証を取得しました。 全体として、カナダグースは、2019年から2020年にかけて、35の施設のトレーニング、監査、および修復計画の管理および資金提供をしました。
管理システムとベストプラクティスを効果的に維持するために、ダウンの充填工場と緊密に連携を続けています。

世界的なパンデミックの状況は一時的に減速しましたが、2021年末にRDS認証を取得する取り組みは順調に進んでおります。 2021年中にカナダ国内の生産工場の100% RDS認証を目指し、パーカ(Parka。フード付き防寒ジャケット)にはRDS認証が付けられることになります。また、カナダ以外のサプライチェーンにおいても、RDS認証のダウンの購入と使用が必須になります。

アパレル業界で、またカナダグースのようにグローバルに事業を展開している企業にとって、このような移行は非常に困難なことです。カナダグースがどのように課題に取り組んだのか、RDS認証が消費者にとってどのような意味を持つのか、詳細をご覧ください。

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ナチュラルダウンを選ぶ理由

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ダウンは、最も軽量で保温性に優れた最高の天然資源の一つです。

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ナチュラルダウンは、リユース可能かつ耐久性に優れています。それを使用することにより、保温性の製品寿命を保証し、製品が耐用年数をむかえたときにダウンをリユースし、リサイクルすることができます。

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ナチュラルダウンは生分解性です。

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すべてのカナダグースのダウンは、家禽産業の副産物です。

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ナチュラルダウンは、合成繊維と比較して、1トン当たりの環境負荷が85%~97%ほど低いことがわかっています。人の健康、生態系、資源、累積エネルギー需要、気候変動の分野の負荷が、より低減されます。 このデータは、International Down and Feather Bureau(IDFB:国際羽毛協会)によって委託された、独立したLong Trail Sustainability(ロング トレイル サステイナビリティ)社によって2019年に実施されたライフサイクルアセスメント(LCA)の結果です。

リクレイムファーへの道のり

60年以上にわたり、
カナダグースは、
北極圏の極寒に耐えうる
真のアウターウェアの
重要な機能であり
不可欠な特徴として
野生のナチュラルファーを
用いてきました。

展開商品の中でファーが特徴的なパーカ(Parka。フード付き防寒ジャケット)には、北米原産の野生のコヨーテファーを使用しています。当社のファーの調達と使用に関する基準は、故意の虐待や不当な危害を受けていない動物からの原材料のみを調達するという当社のコミットメントが反映されています。カナダグースのファーのサプライヤーは、動物に故意の虐待、飼育放棄、または不当な苦痛を与える行為を容認しないことを証明しています。

当社のサプライヤーは、連邦政府、州政府、地方自治体の基準の規制に従う猟師からのみ供給し、毛皮農場からのファーを供給しないことも証明しています。

ファーは何十年も使い続けることができ、廃棄してはならないと考えます。何世紀にもわたってリクレイムファーを扱う仕事をするカナダ北部の人々に影響を受け、新しいファーを調達するのではなく、すでにあるファーを再生することに取り組んでいます。

2020年に、コヨーテのリクレイムファー(再生ファー)に移行することを公表しました。「リクレイムファー」は「リサイクルファー」とは異なります。
リサイクル原料(二次資源)は、別の製品の生産に使用する前に、溶解または細断などのプロセスを介して分解して作られます。再生素材は、本来の使用目的のためにリユースできる状態に戻されます。

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リクレイムファーの取り組みは未知の領域への挑戦で、これはカナダグースのめざす姿です。
2022年までに新しいファーの購入を終了し、リクレイムファーをサプライチェーンに導入するという目標を達成するには、単にサプライヤーを切り替えるのではなく、独自の方針を立てる必要があります。

この目標を達成するための業務を急速に進めています。最初のステップとして、エンドツーエンドの取り組みのプロセスを形成する、グローバルのリクレイムファーワーキンググループを設置しました。ワーキンググループは、原材料の起源、必要なプロセス、再生ファーの最終製品の認証の確認のために再生ファーの基準の必要性を特定します。

明確なサステナビリティ

2019年に、バージン原料(一次資源)や従来の原材料の使用を削減し、サプライチェーン全体に環境的、社会的に責任のある原材料を調達するために、リサイクル繊維や有機繊維などのPreferred Fibres and Materials(PFM:推奨繊維および原材料)を調達することを約束しました。

Textile Exchangeとのパートナーシップにより、新しいPFMの社内プロセスと教育シリーズを導入しました。イノベーションからコンプライアンス、調達活動からマーチャンダイジング、あらゆる部門の13チームの従業員代表は、PFMサプライヤーの要件、第三者認証、トレーサビリティ、および一般向けの社会が直面しているサステナビリティの要求を立証するための適切な文書化について学ぶ会を開きました。

個人、そしてチームとして、PFMの管理と信頼性を深く理解した上での、選択、調達、設計、およびコミュニケーションを行える準備が整いました。

PFM教育と並行して、倉庫システムを更新し、ドキュメントを管理するための新しいITプロセスを開発し、サプライチェーンの状況を明確に把握するために設計された社内ツールの原材料サプライチェーンマップを進化させました。

これらの変更により、サステナブルな原材料の調達、生地や設計の意思決定、および今後の商品の統合が容易になりました。

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安全な原材料にコミットする

私たちは、すべての製品が、それを作る人、それを使うお客様、そして私たちが暮らす地球の環境のために安全であるべきと考えています。そのため、各販売国の製品安全規制に基づく包括的な化学物質検査管理システムを実施し、American Apparel & Footwear Association(AAFA:アメリカン・アパレル・フットウェア協会)の制限物質リスト(RSL:Restricted Substances List )の制限値と限界値のガイダンスに準拠しています。すべてのサプライヤーの化学物質、染料、および最終仕上げに対する責任ある管理を確保するために、開発および量産段階において原材料の試験や最終製品の試験を行っています。

グローバルブランドとして、サプライチェーン全体の安全性の確保の推進を考えていた為、2019年にbluesign®のシステムパートナーとなりました。この世界的に認められた組織は、環境、労働者、消費者にとって、安全な化学物質、生産過程、原材料、製品を認証する独立機関です。

bluesign®システムは、サプライチェーンにおける有害物質の混入を除去する環境負荷低減ためのフレームワークです。化学物質から最終製品までの各過程における素材を監視するために、工場の審査と認証するbluesign®のシステムを活用します。カナダグースは、資源の効率、労働者の安全、環境と消費者の保護、および化学物質の排除に関する基準に準拠しています。

カナダグースのカナダ国内生産(量単位)の生地の90%に、責任あるサステナブルな取り組みを示すbluesign®の認証ラベルを2025年までに取得することを目指しています。

また、裏地の原材料のbluesign®認証基準の達成に注力するという戦略的決定を行いました。大量に使用する生地に集中することで、より大きな効果をより速く実現することが可能です。2019年末に32%に到達しています。

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