カナダグースからオープンな生き方のガイド。

カナダグース大阪店オープンを記念し、 写真家 鈴木親が大阪を舞台に撮り下ろしたキャンペーンビジュアルを制作。

  • 2022.10.06
カナダグース大阪店オープンを記念し、 
写真家 鈴木親が大阪を舞台に撮り下ろしたキャンペーンビジュアルを制作。
ファッション撮影のロケ地として最高にクールな大阪の街の魅力を映し出す

10月8日(土)関西初となる直営の路面店カナダグース大阪店のオープンを記念して、 写真家・鈴木親氏を起用し、心斎橋や新世界、道頓堀など、大阪ミナミを中心に ロケーション撮影を実施。辰吉丈一郎、平田かのんなど、世代やジャンルを超え、 “本物であり続ける” ことにこだわる人物をキャストに迎えたローカルキャンペーンの ストーリーと撮影について鈴木親氏のインタビューをご紹介します。

大阪ローカルキャンペーンとカナダグースの“LIVE IN THE OPEN”

LIVE IN THE OPEN はどんな環境でもそれが都会であっても育まれ、 受け入れることができるマインドセットです。私たちを取り巻く世界、 そして私たちの本質を示し、果敢に前進することを促してくれる人々や場所と繋がるよう、 コミュニティにインスピレーションを与えます。このフィロソフィーをベースに、 国内外のメディアやブランドのコマーシャルフォトを手掛ける鈴木親氏の視点で、 大阪という街を背景に各方面で活躍する人々をモデルに撮り下ろしていただきました。

(五十音順)

mariko asabuki
朝吹真理子(小説家)
jo kujo
コウテイ 九条ジョー(お笑い芸人)
airu kubodsuka
窪塚愛流(俳優)
joichiro tatsuyoshi
辰吉丈一郎(ボクサー)
haru
haru.(編集者)
kanon hirata
平田かのん(モデル)

スタイリングは、北村道子氏が担当。大阪での撮影の仕事は、映画『ブラックレイン』 以来だと言う、ファッション業界歴 40 年の北村道子氏が大阪の街を舞台に鈴木親氏と タッグを組み、ロケーション候補地やモデルの顔ぶれから、「何も足さなくていい」と、 アパレルからシューズまで全てカナダグースのアイテムでコーディネートしていただきました。

今回のディレクションについて鈴木親氏にインタビュー
Q:今回、鈴木さんには、関西初となる直営店、CANADA GOOSE OSAKAが位置する大阪の 南エリアを中心に撮り下ろしていただきました。新世界や道頓堀など、 誰もが大阪と聞いて思い浮かべるエリアですが、鈴木さんはどのような視点で、 もしくは魅力を感じ、このエリアをロケーションの候補として選出されたのでしょうか?

Osaka1
Osaka2

A:(鈴木親氏)——最初に大阪で撮影したいと思ったのは、大阪が持つ強い個性に 惹かれたところが大前提ですが、ファッションのロケ地としてここ20年はあまり 撮影されてきていないということです。
パリやニューヨーク、東京や京都等の個性的な街の風景は多くのファッション誌で 見かけますが、大阪は90年代のFACE magazine以来ほぼ撮られてきていないんじゃないん でしょうか。
しかし実際に外国のモード誌が思い描く日本の街の印象であるアニメや混沌とした街の 看板の印象は、大阪で撮影されたFACEの誌面の影響が大きいと思います(もちろん、映画 『ブラックレイン』の十三の街がそのルーツですが)。
そのルーツを踏まえた上で、ここ数年、大阪で撮影してみると、日本のどの都市よりもファッションとの相性が抜群で、この街でもっと撮りたいと思っていたところに、この撮影のお話を頂き、今までの集大成的な発想でロケ地を決めました。 そして、このカナダグースの大阪でのビジュアルが出た後には、日本の媒体だけでなく、 色々な国のファッションメディアのロケ地になっていくことは間違いないと思います。

Osaka3

Q:また、カナダグースが大切にし続けている〝本物であること〟をコンセプトに 各方面で活躍するモデルのキャスティングも担当していただきました。 モデル選出の背景や意図などもお聞かせください。

A:(鈴木親氏)——本物になれても本物で居続けることは凄く難しいことで、 それは理想が高くなければ出来ないことです。
その高い理想が気品だったり、その人が持つ雰囲気やオーラのようなものと呼応 しているんだと思います。それらを感じられる方を被写体にしたいと思いました。
もちろん、同じことを撮影のスタッフにも求めていました。“本物であること”を 体現し続けてきた北村道子さんにスタイリングをお願い出来たことで 今回のキャスティングが完成出来たと思います。

鈴木親氏と北村道子氏にとってのLIVE IN THE OPENとは?
最後にLIVE IN THE OPENについて一言ずつメッセージを頂きました。

Q:鈴木さんにとってのLIVE IN THE OPEN とは?
A:(鈴木親氏)——街でも山でも外に出て、人や自然を観察して好奇心を持ち続けること。

Q:北村道子さんにとってのLIVE IN THE OPEN とは?
A:(北村道子)興味ある事には積極的に好奇心も入れて行動することにしています。

chikashi suzuki

【Profile】Photographer鈴木親(すずき・ちかし):
1972 年生まれ。1998 年渡仏。雑誌 Purple にて写真家としてのキャリアをスタート。 国内外の雑誌から、ISSEY MIYAKE、LEVI'S、GUCCI のコマーシャルなどを手がける。 主なグループ展をCOLETTE(1998 年、パリ)、MOCA(2001 年、ロサンゼルス)、 HENRY ART GALLERY(2001 年、ワシントン)で 開催。主な個展をTREESARESOSPECIAL (2005年、東京)、G/P GALLERY(2009年、東京)で開催。代表的な作品集: 『shapes of blooming』(2005年、TREESARESOSPECIAL)、 『Driving with Rinko Kikuchi』(2008年、THE INTERNATIONAL)、 『CITE』(2009年、G/PGALLERY、TREESARESOSPECIAL)、『SAKURA!』(2014年、LITTLE MORE)

chikashi suzuki

【Profile】Stylist北村道子(きたむら・みちこ):
1949 年、石川県生まれ。サハラ砂漠やアメリカ大陸、フランスなどを放浪ののち、 30 歳頃から、映画、広告、雑誌等さまざまな媒体で衣裳を務める。 映画衣裳のデビューは1985年、『それから』 ( 森田芳光監督 )。2007 年に 『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』( 三池崇史監督) で第 62 回毎日映画コンクール 技術賞を受賞した。その他の映画衣裳に『双生児 -GEMINI-』(99)『殺し屋1』(01) 『アカルイミライ』(02)『メゾン・ド・ヒミコ』(05) など多数。著書に『Tribe』 ( 朝日出版社) 『COCUE』( コキュ )『衣裳術』シリーズ ( リトルモア ) などがある。2022年には 毎日ファッション大賞鯨岡阿美子賞を受賞。

店舗詳細
CANADA GOOSE大阪店
店舗住所:大阪府大阪市中央区南船場4-3-2
ヒューリック心斎橋ビル 1F
営業時間:11:00-20:00
取り扱い:メンズ・ウィメンズ・キッズ

カナダグース大阪店では、10月8日の開業後、今回の撮りおろし写真を掲載したタブロイドを配布。
なくなり次第終了となります。